「医学部を語る〜全国編〜」イベントレポート(2017年夏実施)

・後期2次試験の科目について

国公立大後期は前期試験と比べて学科試験を課さない大学が多いのが特徴です。基本的に小論文あるいは総合問題、面接が課されています。

後期試験を実施する大学は全国公立大学の半分程度です。後期に募集人員を多く設けているのは奈良県立医科大と山梨大学(後期のみ実施)です。

募集人員も前期よりかなり少ないので志願倍率が非常に高くなります。ただし、これは前期と後期の出願時期がセンター試験後の同じ時期であるからであって、志願倍率が高くても前期で合格し、後期は受験しない人も多くいます。そのため実質倍率は格段に下がる傾向がありますので、志願倍率だけを見て焦らないことが大切です。