私立大の入試状況について
これまでは国公立大医学部についてでしたが、これからは私立大についてみていきましょう。
私立大医学部の一般入試の概要は次のようになっています。
項目 | 内容 |
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大学数等 | ◆全31校(防衛医科大を入れると32校) |
一般入試の科目 | ◆学科試験は英・数・理2の4科目、さらに面接・小論文を課すのが定番。私立でも「国語力」は必須 ◆学科試験の例外は帝京大と東海大の3科目 |
一般入試の配点 | ◆各科目均等配点が多い⇒理科2科目で全体の半分を占める大学が多い ◆特に現役生は理科の対策が合格へのカギとなる |
センター試験利用 | ◆約半数の17校が利用。産業医科大は国公立と同様に、センター試験が必須 ◆科目数は4教科以上が主流。3教科型は5校のみ |
ここで注目すべきは配点についてです。「各科目均等配点が多い」ということは、例えば英語100点・数学100点・理科100点×2科目ということになります。すなわち理科の配点が高いということになるので、ウィークポイントにはしたくないところです。
しかし現役生は浪人生と比べて理科に充てられる時間が少なく、弱点になりがちなので現役突破をするためにもぜひ早いうちから取り組むようにしてください。