2017年夏、全国各地8つの会場にて、代々木ゼミナール・Y-SAPIX共催セミナー「医学部を語る」を開催しました。
医学部医学科全体の動向や今後の展望を分析した第1部全国編に続き、第2部として、各地の医学部に焦点をあて、近年の入試状況や対策等についてお話ししました。
医学部入試状況
全国の医学部の平均倍率4.8倍と比べると中国・四国地区は全体的に高い倍率となっています。また、多くの大学で隔年現象がみられますが、広島大学や岡山大学は比較的安定した倍率で推移しています。
愛媛大学の倍率低下の大きな要因は、センター試験の配点にあり、国語以外を1/2に圧縮することにあります。センター国語の平均点が大きく低下したことで、受験生が他の大学に流れたと思われます。