「医学部を語る〜北海道編〜」イベントレポート(2016年夏実施)

2016年度入試 合格者内訳

北大
札幌市内の主要校が多くの合格者を輩出したことで、現役比率、道内比率ともに大きな変化はありませんでした。しかし今後も道外勢の流入は予想されます。女子比率は、もともと出願者数自体が少ない中ではありますが、増加しました。
札医
現役比率において、厳しい状況が続いています(22.6% → 25.3% → 34.7% → 25.3%)。一方で道外勢は激減しており、今後は道内勢同士の戦いになっていくと思われます。
旭医
道内割合が激減したままの状態は今後も続くでしょう。2016年度は後期で、道内女子の合格者が0名でした。

札医 枠毎の内訳

2013年度より始めた「北海道医療枠」で、大学はいかに北海道に残ってくれる学生を合格させるか色々と策を練り、今の方法にたどり着いています。

資料にある選抜要項からの抜粋ですが、簡単にいうと、2枠合わせての募集人員75名に対し、「北海道医療枠」の合格者は55名以上75名以下、「一般枠」の合格者は0名以上20名以下ということです。

よって、より合格率を上げたい受験生は「北海道医療枠」で出願しますが、合格は両枠合わせて総合点の高い方から合格者を決定するため、力のある受験生は今後も「一般枠」で出願してくるでしょう。