北海道大学 医学部医学科 M・Rさん(札幌北高等学校 卒業)

Q. 医学部受験を決めた時期や目指した理由を教えて下さい。
医学部受験をしようと考え始めたのは高2の夏頃、決めたのは高3の春です。元々生命科学に興味があり、大学ではそのような分野の勉強がしたいと思っていました。

きっかけは高校で行われた医学部の教授による講演です。その講演の中で基礎医学研究についての話があり、それがとても面白く、興味をそそられ、自身でも調べていくうちに医学研究に携わりたいと思うようになりました。

そしてより医学を深く学べる医学部を目指しました。
Q. 受験生の間、楽しかったことを教えてください。
友達と一緒に勉強したり、ご飯を食べに行ったりしたことです。周りの人の存在はとても大きく、自分1人では受験を戦い抜けたかどうか自信がありません。

周りの人も頑張っているのだと感じることでモチベーションを高く保つことができました。共に辛い時を乗り越えることになるので受験期前より更に仲良くなれたと思います。

皆さんも同じような志望の仲間を見つけることを勧めます。
Q. 自分だけのこだわりの勉強法はありますか?
高校生の間は英語が苦手で、克服することができませんでした。独学派だったので参考書を色々試したのですが、上手くいかなくて辛かったことを覚えています。浪人中、英語を基礎から見直すことで、他の教科と同等の偏差値まで伸びました。

参考書と授業のどちらが合うかは人それぞれですが、伸び悩んでいるときには勉強のやり方を大きく変えてみるのも良いかもしれません。
医学部を目指す受験生へメッセージ
医学部入試は難しく、かなりの勉強量を要する戦いだと思います。量を確保することはもちろん、日々の勉強を振り返りながら改善を続けることも大事です。頭を使って効率よく学ぶことを心がけるといいと思います。

受験勉強をしていく中で、辛く苦しいことも多いと思いますが、周りの人に頼って、自分がなぜ医学部に行きたいかをしっかりと見つめ直すことでモチベーションが上がり、机に向かい続けることができるはずです。