医学部受験を決めた時期や目指した理由を教えてください。

家族に医師がいたので幼い頃から何となく医師という職業に興味はありましたが、明確な意志はありませんでした。人のために何かすることが好きで、将来は多くの人を救えるような職業に就きたいと考えていました。その後、中学生の時に職業体験などで実際に医師の方が働く姿を見るうちに、人の命や健康を直接守ることのできる医師に強く憧れるようになり、医学部を受験しようと決意しました。

受験生の間、楽しかったことを教えてください。

友人と一緒に勉強に励んだり、息抜きにおしゃべりしたことがとても楽しかったです。勉強だけだと辛いですが、友人と話すことで気分転換ができ、気持ちもポジティブになれました。また、お互いの得意科目の成績を上回れるように模試などで競ったりもしていました。ゲーム感覚で勉強を楽しめて結果的に成績が上がったので、お互いに良い影響を与えられたと思っています。

苦手科目とその克服のためにしたことはなんですか？

数学が苦手でしたが、“計算力”を向上することで克服することができました。現役時、「数学は基礎が大事」と聞いて公式の証明などに力を入れて勉強していました。浪人時にはそれ以上に、問題を解く前に、解答を導く過程を見通すために、公式を運用する計算能力が重要であると、授業を受けて気づきました。入試直前まで基本的な計算問題を勉強の始めに必ず解いていました。

これから医学部を目指す人へ、メッセージをお願いします。

明確に医師になろうと決めている人は、受験勉強のスタートは早いに越したことはないのでそのまま受験に向けて勉強を頑張ってほしいと思います。少し進路に迷いつつ医学部を目指している人も、とりあえずは楽しみながら学習をどんどん進めていくと良いと思います。最終的に医学部に行かなかったとしても、得た知識や一生懸命に努力した経験は必ずどこかで役立つはずです。応援しています！

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