京都府立医科大学 K・Hさん(大阪府立茨木高等学校 卒業)

医学部受験を決めた時期や目指した理由を教えてください。
小学生の頃は職業といったら医師かパン屋か花屋しか知らなかったので、医師になることが将来の夢だとずっと話していました。中学生の頃、医師という職業について書かれた本を読んだ時に、本格的に憧れを覚え、志すようになりました。その時は医学部を目指すことが他の学部よりも難しいことだとは知りませんでしたが、途中で心折れることなく、やり通せたことは嬉しく思います。
受験生の間、楽しかったことを教えてください。
模試で良い判定が出ればそれはもう嬉しいと思います。ですが私はほとんど良い判定は出ませんでした。私と同じような人は多いのではないかと思います。ですが、同じ判定であっても確実に伸びているところはあると思います。そこをちゃんと自分で認めて、あまり悲観的になりすぎなければ、ここから合格したらカッコええやんと思えて、受験という戦いが楽しく思えてきます。
受験生の間、辛かったことを教えてください。
努力が結果に結びつかないことです。勉強したはずなのに模試で思っていたような伸びがなかったりすると、何の意味もなかったかのように思えてとても辛くなります。でもここで心折れずに次の日から勉強を再開してください。受験のゴールは模試でA判定をとることではありません。当日、合格最低点より1点でも高い点数をとることです。自分には伸びしろがあると信じて戦い抜いてください。
これから医学部を目指す人へ、メッセージをお願いします。
医学部に興味を持ってしまった人へ。医学部以外の学部に興味を持っていればよかったとこれから何度も思うでしょう。ですが、もう医学部を目指してしまったので諦めましょう。もう勉強するしかないです。そして、一度医学部を目指してしまえば、他学部を目指すことはもうできないように感じます。本格的な受験生になる前にもう一度考えてみて、強い意志を持って頑張ってみてください。