北海道大学 医学部医学科 F・Jさん(北海道寿都高等学校 卒業)

Q.医学部受験を決めた時期や目指した理由を教えてください。
僕が医学部を受験すると決意したのは高校1年生の冬で、その理由は医師という職業への純粋な憧れでした。

受験勉強をしながら地元の診療所の先生と話す機会を通して、医療における地域格差をなくすために尽力するという目標を持ちました。そこには、ずっと地方で暮らしてきた自分だからこそ何かできることがあるんじゃないかという思いがあります。
Q.受験生の間、楽しかったことを教えてください。
地道に勉強を続けることで自分の実力が伸びていくという実感があり、素直に楽しいと感じていました。とはいえ、うまくいかないときの方が多かったですが、出来なかったことが出来るようになるのは、やっぱりうれしいです。

また、現役時代はほぼ独学だったので、浪人してから授業メインの勉強に移行して感じた楽しさもありました。それまでの自分なりの理解が、プロ講師の授業によってきちんとした理解になったときはいつも感動していました。
Q.自分だけのこだわりの勉強法はありますか?
計画を立ててもうまくいかないことが多く、かえってやる気を失っていたため、あまり計画を立てずに自分の気分に合わせて勉強するようになりました。

また、自分の苦手分野をしっかりと見極め、そこを少しずつつぶしていくという流れを意識していました。

得意科目に頼るのでなく、苦手を少しでも減らし、総合的に点数をとれるようにしたことが合格につながったと思います。
医学部を目指す受験生へメッセージ
医学部に限らず、受験勉強は孤独でつらいものだと思います。受験は団体戦という人もいますが、最後まで戦うのは自分で、自分の意志によって結果は左右されます。しかし、勉強に集中するためには周りのたくさんのサポートが必要です。

いつも支えてくれる人たちへの感謝を忘れず、頑張ってください。努力をすれば必ずよい結果になるとは限りませんが、強くゆるぎない意志は自分をより大きく成長させてくれるはずです。