新潟大学 医学部医学科 T・Hさん(新潟高等学校 卒業)

Q.医学部受験を決めた時期や目指した理由を教えて下さい。
私が医学部を受験しようと決めたのは高校3年生になってからです。

私は幼少期から体の仕組みに興味があり、特に脳や神経の分野に興味があったのですが、新潟大学では脳の研究が進んでいることを知り、身近な場所でこんなにすごい研究が行われているんだと驚きました。

そして、その研究に私も携わってみたいと思ったことが医学部を目指そうと思ったきっかけです。
Q.受験生の間、辛かったことを教えてください。
一時期、モチベーションをうまく維持することができず、受験勉強がとても辛い時期がありました。高校3年生の秋ごろになってくると、まだまだどの科目も知識が身についていないという焦りが生じたり、またその焦りからかえって勉強に身が入らなかったりすることもありました。

そんな自分の勉強量に納得できず、さらに気分が落ち込んでしまい……という悪循環から、何とかして自力で抜け出さないといけないことも苦労しました。
Q.苦手科目とその克服のためにしたことはなんですか?
私は数学が苦手で、数学の勉強をすること自体が嫌いでした。しかし、圧倒的に数学の力が足りていないことを自覚してからは、代々木ゼミナールの授業と復習、それから問題集に徹底的に取り組みました。

一度解いた問題は、次からは完璧に解ける状態にするように意識したことで、苦手克服とまではいきませんでしたが、模試でも安定して得点できるようになりました。
医学部を目指す受験生へメッセージ
正直、受験勉強は大変です。そのうえ医学部を目指すとなるとそれなりの勉強量が必要です。普通に勉強するだけなら苦にならなくても、その先にある受験のことを考えるだけで不安になったり、焦ったりして辛くなるときがあると思います。

しかし、勉強は日々の積み重ねが本当に大切です。毎日きちんと継続していくために、体調管理を第一に頑張ってほしいと思います。皆さんが志望校に合格できるよう、応援しています。