日本医科大学 F・Jさん(新潟高等学校 卒業)

Q.医学部受験を決めた時期や目指した理由を教えてください。
幼い頃から医師に対する憧れがありました。しかし、中学2年生まではあまり真面目に勉強をしていなかったので、正直言ってそれほど真剣には考えていませんでした。

ですが、高校受験を経験したことで思ったよりも成績が上がり、医学部合格が少し現実的になったので、そこから本気で医学部を目指すようになりました。
Q.受験生の間、辛かったことを教えてください。
秋頃に受験した模試の成績が悪く、非常に落ち込みました。

そのひとつ前の模試が自分としてはそれなりの成績だったので、落ちた原因もわからず一層辛かったです。しかし、そこで諦めることなく継続して勉強し続けたことが、医学部合格につながったのだと今は思います。

結果が出ず苦しい時は、自分の好きな科目から勉強を始めると少しはやる気が出てくるので、そのように工夫してモチベーションを上げていました。
Q.自分だけのこだわりの勉強法はありますか?
多くの人がやっていることかもしれませんが、授業で扱った問題の類題を探して解くということをしていました。

自分から問題を探すことで、強く印象に残り解き方を忘れにくいのです。いくつも類題を解いているうちに、授業で理解できていなかった部分が洗い出せるので、復習に最適でした。

また、類題だけでなく融合問題も解くことで、応用力をつけるようにしていました。
医学部を目指す受験生へメッセージ
医学部はどの大学も難関と言われ、合格は決して簡単ではないので、怠けず勉強を頑張ってください。勉強に限らず言えることですが、「継続は力なり」です。成績を上げるための近道はなく、地味なことを地道にこなすしかありません。

あとは、もしかしたら効率の悪い勉強をしている可能性もあるので、担任の先生などの意見を聞いて、自分に合った勉強法を見つけることで自分の目標を達成してほしいと思います。