東京医科歯科大学 医学部医学科 Y・Sさん

東大・京大・医学部 難関大学現役突破塾Y-SAPIXでインストラクターとして活躍する現役医学部生Y・Sさん(東京医科歯科大学 医学部医学科 4年生)にお話を聞きました。

※インストラクター…生徒からの相談に乗ったり、学習アドバイスをおこなったりするスタッフのこと

東京医科歯科大学の魅力

東京医科歯科大学の魅力は何といっても医学研究に力を入れているところです。4年次にプロジェクトセメスターという研究実習期間が半年ほど設けられています。研究室は学生が選ぶことができ、私は興味のある手術支援ロボットを利用した消化器外科の実習に参加する予定です。また、それとは別に研究実践プログラムというものがあり、希望者は授業外の時間を利用して研究をすることができます。とにかく研究に触れる機会がたくさん存在するので、研究医に興味がある人、最新の研究に触れたい人にはおすすめの大学です。

医師としての進路

入学当初から外科医を志していましたが、とある実習で手術支援ロボットを使って腸管の模型を縫合する体験をして以来、消化器外科への憧れが強まりました。このロボットは、アームを別の場所から遠隔で操作するので、患者さんに直接触れることなく手術ができます。魔法のようなこの機械に衝撃を受けました。ロボット手術は保険適応が拡大されており、将来的には離れた地域の患者さんを遠隔で手術することまで可能になるかもしれません。そんな未来あるロボット手術の分野に携わっていくことが私の夢です。

1日のスケジュール

450
マイトピック
上野公園にある上野東照宮の花手水を見に、よく散歩へ行きます。春は満開の桜、夏は池一面の蓮、秋は色とりどりの紅葉と四季折々の様相を見せてくれて、行くたびに癒されます。

一問一答

Q. 医師になりたいと思ったきっかけは?
子どものときに入院して、担当の医師が非常に親身に対応してくれたことを母から聞きました。人の命を救い心に寄り添うことができる、国籍にかかわらず価値のある「医師」という職業に感動し、自分も医師になりたいと思いました。
Q. 授業で苦労したことは?
生理学の勉強です。生理学はホルモンや代謝回路など人体の構造や機能について学ぶ学問です。私は入試の際に物理を選択していたため、生物選択の人に比べ基礎知識が不足していて、その差を埋めるのに苦労しました。
Q. 部活や趣味について教えてください。
部活は水泳部とワンダーフォーゲル部に所属しています。水泳部では主将をしているのですが、部を運営していくのに苦労が多く、リーダーシップとは何なのかと考えさせられる日々です。
Q. 受験勉強はどのようなことを意識していましたか?
どんなに勉強するのが嫌なときでも、とりあえず机に向かってテキストを開くことを徹底していました。やる気が出るのを待つのではなく、やっているうちに慣れてくると信じて勉強していました。
Q. 高校生のうちに身につけるべきことは?
コミュニケーション能力です!専門的な知識は大学に入学してからでも学べますが、対人での会話スキルは一朝一夕には身につきません。将来、必ず役に立つので、今のうちからいろんな人と話してみるといいと思います。
Q. 今の目標は何ですか?
現役で部活ができる最後の年なので、主将としてリーダーシップを発揮し、最後まで思う存分悔いなく活動したいです。その過程で、医師として働くうえで必要な人間性や能力を養っていけたらと思っています。
受験生へのメッセージ
理想の医師像や、なぜ医師になりたいのかなど、今のうちに悩んで答えを出しておくことをおすすめします。医学部受験は狭き門で苦しく、医学部での生活も試験勉強の連続です。これから先、進路に疑問を持ったとき、自分なりの将来の展望が自らの支えとなってくれるはずです。

※2022年5月時点のインタビューです。