物理AtoZ~医学に役立つ物理的思考~
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入試の配点をみると、大半の国公立大学では数学と理科が同等で最も大きく、私立大学では理科が全体の半分を占めることもあります。生物や化学は医学に直結する教科で重視されるのもうなずけます。一方で、物理もまた医学に役立つことを東京慈恵会医科大学の2020年度入試問題を例に紹介します。
医学部入試の難易度 –物理編–
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「国公立大学医学部の入試問題 難易度分類」のページでは、問題の難易度や分量を5段階に分類しました。しかし、物理は理科の1科目でありながら数学的な側面も強い複合的な科目であり、その難易度も単純に一つの尺度で表せるものではありません。そこで、ここでは物理の入試問題の難しさを以下の5要素に分類し、各大学の入試問題についてどの要素が強いのかを分析しました。
医学部入試の難易度 –生物編–
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「入試の難易度」の判定は悩ましいものです。例えば、易しい小問と難しい小問が混在し、「ある程度までは点数を取りやすい」が「ある程度以上の点数は取りにくい」ということがあります。また、「合格ギリギリの点数さえ取れればいい」とか「他科目の苦手分も補いたい」など、受験戦略によっても難易度のとらえ方は変わってくるでしょう。