「2018東大入試状況」一覧
合格者中の女子割合
合格者中の女子割合は、全科類の総計で前回よりも1ポイント低下し、今回の2018年度は18.8%となりました。女子学生向けの住まい支援(家賃補助)制度を導入するなど、大学としても女子学生の増加を図っていますが、女子割合には「20%の壁」が存在しています。ただし大学側からは「本学の女子学生が受験生や保護者に対してPR活動も行っており、『手応え』を感じる活動も行っている。『継続性』が大切である」というコメントもされています。
全体では約19%の比率ですが、科類別にみると、女子の割合には特徴があります。前期日程では、高い順に文科三類>理科二類>文科一類ですが、最も低いのは理科一類で僅か8.2%にとどまっています。
2016年度に開始された推薦入試では、出願の段階で1校当たり男女各1名という制限がありますので、過去2回を上回る42.0%が女子となりました。【図表⑥⑫参照】