一般選抜 男女別割合

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女子志願者は3年連続2,000人超の一方で女子合格者は再び2割未満に

一般選抜の女子志願者数は2019年度よりデータが公表され、一昨年度に公表以降初めて2,000人を超え、女子割合は22.3%となりました。今年度の志願者数は2,096人と3年連続で2,000人を超え、女子割合も22.2%と22%台が続いています。かたや、男子志願者数は7,336人で2019年度と比較すると200人近く少なくなっています。

東京大学 一般選抜 男女別志願者・合格者

文理別に男女の志願者数を見ると、文科は男子が減少、女子がやや増加という傾向がみられます。特に文一は男子が5年連続で減少しており、近年男子受験生から敬遠されがちであるようです。

理科は男子が増加、女子が2022年度にやや増加したもののそれ以降横ばいとなっています。特に今年度は、昨年度の志願者や合格最低点の結果も受けてか理一の男子が200人以上増加したことが、理科全体の男子志願者増にも影響しています。

東京大学 一般選抜 男女別志願者数[科類別]

科類別の女子志願者割合は、例年と同様に最も高いのが文三、最も低いのが理一です。文三は昨年度からわずかに低下しましたが、それでも40%近い割合で他科類と比べて高い状態が続いています。また、文一は男子志願者の減少で、相対的に女子割合が上昇し30%を超えました。

一方、理一がわずかに低下、理三もやや低下したことで理科全体が低下し、過去5年で文理の差が最も開きました。

東京大学 一般選抜 科類別女子割合[志願者]

一般選抜の女子合格者数は582人で、初めて600人を超えた昨年度から減少しました。女子割合は19.4%で、1946年以降最高値を記録した昨年度(21.8%)から低下し、再び20%未満となりました。ただし、学校推薦型選抜と合計した女子割合は20.2%と4年連続で20%を上回っています。

科類別の女子合格者割合は理一以外の科類すべてで低下しましたが、文一・文二・理三は昨年度が2009年度以降で最も高い割合だったため、低下したとはいえ高い水準となっています。

割合の序列は、文科が文三>文一>文二、理科が理三>理二>理一でした。文科は過去10年間序列が固定されています。理科も理二>理三>理一で序列が固定されていましたが、今年度は理二が大きく低下したことで、2009年度以降で初めて理三が最も高くなりました。

東京大学 一般選抜 科類別女子割合[合格者]

男女別の合格率(合格者/志願者)を見ると、昨年度上昇した女子が低下しました。女子は過去5年合格率が上下しており、今年度は最も低くなりました。一方、男子は緩やかな低下が続いていましたが今年度はわずかに上昇し、男女差が拡大する結果となっています。

文科合計の合格率は、今年度は再び男子が女子を上回り、毎年男女の優位が入れ替わっている形です。理科合計の合格率は、志願者が増加したことで男女ともに低下していますが、女子の低下幅が大きく、今年度は文理ともに女子の苦戦がうかがえる結果でした。

東京大学 一般選抜 男女別合格率

科類別の合格率を見ても、理三以外は男子が女子を上回っています。文一・文三・理二は、昨年度は女子が男子を上回っていましたが逆転する結果となりました。その中で理三は2年連続で女子が男子を上回っており、優秀な女子受験生が集まっていることがうかがえます。

2024年度 東京大学 一般選抜 科類別男女合格率