現浪別割合

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合格者の現浪別割合

合格者の現役生・浪人生の割合をみてみましょう。全科類の合計では、2008年度以降は大きな変動はなく、現役:浪人の比率は概ね2:1となっています。(図表⑦参照)

ただし、科類別でみると、現・浪の割合には特徴があります。文科・理科ともに、最難関の科類(文一と理三)では現役生の割合が高くなっています。

2016年度のデータでみると、前期日程の合計では現役生の割合は65.1%ですが、文科一類は74.8%、また理科三類は81.6%が現役生で、前期合計での現役生の割合を大きく上回っています。ただし、この2つの科類は、志願者の段階から現役生の割合が高いということではありません。志願者中の現役生は、文科一類が64.7%、また理科三類は40.1%となっており、ともに志願者よりも合格者において現役生の割合が高くなっていることがわかります。(図表⑧参照)