「2016東大入試状況」一覧
出身地別割合
合格者の出身地割合をみてみましょう。
2004年度以降の前期日程では、2006年度から2009年度にかけて一時的に東京と関東出身者の割合が下がりましたが、2010年度以降は東京と関東の増加・その他の地域の減少が継続しています。
2009年度と2016年度を比較すると、東京は28.7%→37.5%に約10ポイントも増加し、また関東全体でも46.8%→59.3%に増加しています。4割台の後半であった関東全体の合格者は、7年間で全体の6割近くまで増えたことになります。
このように、関東が増加・その他が減少の傾向は、東京工業大学や一橋大学でも同様です。ただし、その他の地域の割合は2015・2016年度でみると3大学とも横ばいから増加傾向で、減少の「底」の兆しもあります。(図表⑪参照)