2015年度 京大合格者座談会(代ゼミ生・Y-SAPIX生)

“受験勉強は大事だけれど、今しかない高校生活も大切にしてほしい”

最後に、後輩たちへのアドバイスをお願いします

上田
とにかく苦手科目があっても、あきらめないで頑張ってほしいと思います。僕自身、苦手な数学を克服したことで、月並みかもしれませんが、“努力の大切さ” を学んだんです。京大受験を経験するまで、僕は “為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり” という言葉が好きではなかったのですが、今となってはその真意を痛感しています。物事は自分がやると決めた時点ですでにスタートしているものです。その不安を払拭するには、とにかく努力することしかありません。自信は努力してこそ生まれてくるものですから、後輩の皆さんにもぜひ頑張ってもらいたいです。
押木
受験勉強というと辛いイメージがありますが、どうせ勉強しなくてはならないなら楽しんでしまうのがいいと思います。代ゼミの先生には、勉強を楽しませてくれるようなおもしろい方が多いので、ちょうどいいんです。結果は、楽しみながら勉強しているうちについてくるのではないでしょうか。英語の先生が教えてくれた “Where there is a will, there is a way.”(意志あるところに道は拓ける)という言葉が、僕にはとても印象的でした。目標を決めたらそこへ突っ走ってもらいたいと思います。
吉村
受験勉強って、ある程度、体系化されているものなので、幅広く情報を仕入れて自分に適した方法を自分で考えながら選択していけばいいと思います。自分の適性は自分が一番よくわかっているので、言われるがままやるというのではなく、良いものは取り入れつつ、自分なりの勉強法を編み出していけば、今後の人生に役立つ資産が手に入りますよ。頑張ってください。
受験は大切だけれど、高校生としての生活も大事。受験はもう一年という選択肢もあるけれど、高校での生活は二度と取り戻せないので、あまり自分を縛らずに高校生活もエンジョイしてほしいです。まだ入学したての自分が言うのも何ですが、大学ではいろいろな場面で総合的な “人間力” が試されます。受験勉強はもちろん、何事においても “やるか、やらないか” を選ぶときは、迷わず “やる!” という気持ちで、いろいろなことを経験して成長していってください。