女子割合

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志願者の女子割合は20%程度で変わらず

京大一般選抜前期日程における志願者の女子割合は23%~24%程度で推移を続けており、2021年度一般選抜前期日程では女子志願者数の合計は1,649人で、全志願者に占める女子割合は23.4%となりました。2013~2017年度の女子志願者割合が24%を超えていたことに比べるとやや減少していますが、近年は横ばいで安定しています。合格者の女子割合も20%~23%程度で推移しており、2021年度の女子合格者数合計は569人、全合格者に占める割合は20.9%でした。志願者と同様に、23%を超えた2010、2011、2015年度と比較するとやや減少していますが、20%台を維持している状況が続いています。

一般選抜(前期) 女子志願者・合格者推移

合格者の女子割合が高めの文・教育・医学部人間健康科学科、10%を下回る理・工

2021年度入試における合格者の女子割合を学部学科別にみると、上位は①農学部食品生物科学科、②医学部人間健康科学科、③農学部食料・環境経済学科、④教育学部(文系)、⑤文学部となっています。農学部食品生物科学科は昨年度女子割合が15.2%と大きく落ち込みましたが、今年度は再び大きく増加し近年で最も高い割合となりました。こうした年度による上下はありますが、いずれも比較的女子に人気のある学部学科で、志願者における女子割合でも40%~50%程度となっています。

2021年度 一般選抜(前期) 男女別入試状況​​

一方、女子割合が低いのは理学部・工学部です。理学部は昨年度から約3%低下して5.8%と2005年度以降最も低い結果となりました。志願者の女子割合は昨年度よりもむしろ上昇しているのですが、今年度は女子受験生が苦戦したことがうかがえます。また、工学部は2005年度以降一度も合格者の女子割合が10%を超えたことがなく、低調に推移しています。学科別にみると、建築学科は20%を超えていますが、物理工学科・電気電子工学科・情報学科は2~3%程度に留まっており、人数としても1桁しかいないほど男子の独占状態となっています。ただ、工学部全体の志願者における女子割合では、2005年度の8%程度から11%を超える程度に緩やかに増加しています。

一般選抜(前期) 女子割合の推移[理系学部]​​​

合格率は男女ともに上昇傾向

男女別の合格率(合格者÷志願者)を比較してみると、ここ2年は志願者の減少もあり男女とも合格率が上昇しています。後期日程がすべての学部・学科で廃止された2009年度以降男子の合格率がやや高い傾向が続いていますが、過去3年間の結果では、志願者数が圧倒的に多い工学部や理学部で男子が女子の合格率を大きく上回っていることが、全体の合格率にも影響しているとみられます。しかし、2021年度であれば文学部や農学部など女子が男子の合格率を上回る学部・学科もあり、全体的にみると優秀な女子受験生が入試に臨んでいると言ってよさそうです。

一般選抜(前期) 男女別合格率推移​
一般選抜(前期) 学部学科男女別合格率​​​​