2018年度 京大特色入試と阪大世界適塾入試
志願状況ほか

2018年度 国公立大AO・推薦入試 募集人員の割合は19.4%に

文科省発表の資料によると、国公立大のAO・推薦入試募集人員の割合は、19.4%(AO:3.8%、推薦:15.6%)となり2010年度と比べ1.7%増えています。一方で、後期募集人員は1.7%減少していて、前期募集人員の割合が変化していないことから、今後も、後期での募集をAO・推薦に転換する動きが進むのではないかと考えられます。

「前期」「後期」「AO・推薦」の集計で大学別に見ると、既に30%以上をAO・推薦で募集している国公立が57大学にのぼっています。また、国大協は国立大のAO・推薦等による入学割合を2021年度までに30%にまで高めたいとしています。こうした大学の動きのなかで、受験生も「一般後期よりAO・推薦入試へ」と意識が変化していくものと思われます。国公立大志望者が「AO・推薦と一般前期」を軸に入試を考えることになれば、受験シーズンは「1月〜3月」から「12月〜2月」になり、志望校決定はもちろん、受験準備・対策も前倒しで考え取り組む必要があります。