京大入試 一般選抜の志願倍率は2.8倍

京都大学のアドミッション・ポリシーには、受験生に求める学力要件が3点記載されています。

① 高校での学びのなかで培われる分析力と俯瞰力、
② そこで修得した内容の活用力、
③ 外国語運用能力を含むコミュニケーション力。

こうした学力を備えた受験生かどうかが入学者選抜ではかられ、2015年度入試では、合格者2,907名、不合格者5,134名、志願倍率は2.8倍となっています。ここではもう少し、近年の一般選抜の入試状況を確認していきましょう。

京都大学の志願状況

京都大学の全体の志願者数は2010年度に8,000人を突破して以降、8,300人前後で安定していました。2015年度は、前年より約3%減少し8,041人となりました。受験人口における浪人生の減少と、現役生の「無理をしない受験校選び」の傾向も影響していると思われます。

京都大志願者 半数が近畿地区

地区別に見ると確かに地元近畿地区の志願者は減少しています。一方で、関東圏、特に東京での志願者は増加傾向にあります。文や理の志願者が比較的多いのが特徴で、2015年度の文の志願者数は全国一となっています。文は明治39年文科大学として、理は明治30年に京都帝国大学の中核として創設、といった歴史と学術の伝統が受験生にとって魅力となっていることは間違いないでしょう。

関東志願者は右肩上がり

次のページ:文系学部は敬遠 »