東大をもっと知るための文学散歩
文学散歩【1】「鉄門」と森鷗外『雁』
参謀本部陸軍測量部が明治9年から17年にかけて行った測量によって作成された『五千分一東京図測量原図』には2つの「東京大学」が記されている。ひとつは神田錦町で、現在で言えば共立女子大学の高層校舎の向かいにある学士会館から南、日本橋川までにかけてのエリア。もうひとつは現在の東大本郷キャンパスであり、こちらは「東京大学医学部」とある。
参謀本部陸軍測量部が明治9年から17年にかけて行った測量によって作成された『五千分一東京図測量原図』には2つの「東京大学」が記されている。ひとつは神田錦町で、現在で言えば共立女子大学の高層校舎の向かいにある学士会館から南、日本橋川までにかけてのエリア。もうひとつは現在の東大本郷キャンパスであり、こちらは「東京大学医学部」とある。