京大特色入試と阪大世界適塾入試 2018年度選考結果

大阪大学「世界適塾入試」は女子が強い!?

大阪大の合格者数は176人で、前年より58人増えましたが、充足率(最終合格者数÷募集人員)は57%と低調です。外国語学部25専攻で合格者を出したのは6専攻のみだったほか、理学部数学科、物理学科でも合格者はゼロとなっています。一方、保健学科看護では募集人員5人に対し合格者10人という国立大推薦入試ではめずらしいケースがありました。口頭試問等で丁寧に選抜された結果、看護学生として大学が求める受験生であれば、今回のように定員を大幅に上回ることもあるのでしょう。

男女別の合格者数を比べると、合計で女子100人、男子76人となり女子割合は56.8%と女子が強い結果となりました。医学部医学科では合格者4人全員が女子であるほか、大半の学部で男子を上回りました。

なお、2019年度世界適塾入試では当初計画より募集人員が一部変更されます。外国語学部インドネシア専攻(1人→2人)、医学部医学科(若干→5人)。これにより、医学科では一般入試前期日程の募集人員も変わります(100人→95人)。また、薬学部は薬科学科(4年制)と薬学科(6年制)の2学科募集が薬学科のみに変更されるのを受け、推薦入試の募集人員も薬学科のみ(15人)となります。