大学入試センター試験2018年度 実施結果

地理歴史、公民の平均点上昇の恩恵を受ける 理系受験生

主要3教科(国語・数学・英語)の平均点は、主にリスニングで平均点が下がったことが影響し、合計平均点は-6.83点となり、前年度より2%下がりました。理系・文系5教科型で難関大志願者に比較的多い選択科目の組み合わせでは、地理Bや「倫理、政治・経済」の平均点の上昇で、理系受験生にプラスに働きました。

文系受験生の地理歴史と公民の2科目選択パタンで最も多いのが「日本史B+現代社会」で28,037人、次いで「日本史B+政治・経済」(18,399人)、「日本史B+倫理、政治・経済」(16,951人)と続きます。いずれも日本史Bを軸とした選択者が多数を占めます

地理歴史と公民の2科目受験者の選択内訳人数

地理歴史Bの平均得点率推移より、世界史Bの平均点は比較的安定している一方で、地理Bはレンジの大きいことがわかります。2018年度で高得点の組み合わせは「地理B+倫理、政治・経済」となりました。ただ、2015年度はこの選択が“最悪”であったことからも、この組み合わせは当たりはずれの大きい“ハイリスク・ハイリターン”型であると言えそうです。

地理歴史B、倫理、政治・経済 得点率推移

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