2023年度 合格体験記東京大学 文科一類 U.R.さん(横浜市立南高等学校 卒業)

Q. 東大受験を決めた時期や目指した理由
私は幼い時から漠然と東大に行きたいと思っていました。成長するにつれ、東大を目指す理由は「かっこいいから」「国内最高峰の教育を受けたいから」「国内トップの人々と出会いたいから」「東大でしか得られない学びを得たいから」と具体的に変化していきました。
東大以外への進学を考えたことはなかったため、東大合格へ常に意識を向け続けられました。
Q. 受験生活で楽しかったこと
浪人してからの1年間は、総じて楽しく過ごせたと思います。特にクラスメイトと一緒に目標を持って切磋琢磨できたことが良かったです。競争意識が成績向上につながりましたし、わからないことがあったら議論できる環境はかけがえのないものでした。
また、皆で雑談をして盛り上がることもあり、勉強の疲れも吹っ飛びました。クラスメイトには本当に感謝しています。
Q. 受験生活で印象に残っているエピソード
自分の欠点を知ることができたことです。私はどうやら「せっかち」らしいです。これまで20年近く生きてきましたが、先生から指摘されて、初めて自分の性格を知りました。周囲の人に自覚したことを話すと「知らなかったの?」と驚かれました。
浪人の1年間で、勉強法だけでなく自分の性格と向き合い、見つめ直すこともできたのは一生の思い出になると思います。
これから東大を目指す人へのメッセージ
「志望校が母校になる」。これほど嬉しいことはありません。昨年東大に落ちて自暴自棄になった日々も、東大生になれた今では良い思い出です。長年の目標が実現でき、東大生として自分の未来を切り開いていけるのは確固たる自信となり、今後ずっと私の背中を押してくれるでしょう。
受験は残酷です。でもそれを乗り越えて得られる未来は格別です。ぜひ皆さんも志望校を母校にしてください。