東京大学 文科三類 K.K.さん(高田高等学校 卒業)

Q. 東大受験を決めた時期や目指した理由を教えてください。
私が東大受験を決めたのは高校1年生の時です。もともと別の大学の受験を考えていましたが、高校に入って初めて受けた模試で良い成績を取ることができ、志望校について再考することになりました。進学選択制度がある点や、日本一の難関大なのでいつでも志望校は下げられると思ったことから東大を志望することにしました。親や学校の先生が背中を押してくれたことも大きかったです。
Q. どうやってモチベーションを維持しましたか?
受験生活は長く苦しいかもしれませんが、第一志望への強い気持ちがあればモチベーションを維持することができると思います。私は高1から東大を志望しており、東大合格だけを考えてきました。気持ちが沈んでしまった時は東大に受からなかったことを想像し、そうなりたくないと自分を奮い立たせていました。どうしても第一志望に行きたいという気持ちが自分を支えてくれると思います。
Q. 苦手科目とその克服のためにしたことはなんですか?
私は数学が苦手でした。数学は本番で最も失敗しやすい教科であることから、簡単な問題を確実に取れるようにしようと目標を立て、すぐには解けなくてもできる限り粘るようにしました。自分であまり考えずに先生の解説を聞いたり答えを見たりしてしまうと、思考力が身につきません。諦めずに考え続けて解けた時の喜びはとても大きいので、今は苦手な人も数学がきっと好きになると思います。
これから東大を目指す人へ、メッセージをお願いします。
東大を目指すみなさんに一番言いたいのは、最初から諦めないでほしいということです。私は地方出身で、親戚に難関大学に進んだ人などはいません。東大に行く人は両親も東大卒で、小さい頃から塾で勉強しているような人だと思っていた私は、自分には東大は無理ではないかと思っていました。しかし今は、正しく努力すれば東大に合格できると確信しています。最後まで諦めずに頑張ってください。