2021年度 京大特色入試 選考結果

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特色入試で118人が合格 前年比プラス11人

京都大特色入試は、募集人員145人に対し551人の志願者が集まり合格者は118人(法学部後期を除く)、倍率は4.7倍でした。志願者は前年度より12人減り、合格者が11人増えた結果、倍率は0.6ポイント下がりました。合格者の増えた学部は文学部(+1人)、理学部(+6人)、薬学部(+1人)、工学部(+8人)となっています。

理学部の合格者増は2021年度入試より新たに「生物科学入試」を実施したことによります。募集人員5人のところに志願者が21人集まり合格者は5人でした。工学部では電気電子工学科で6人の合格者(前年比+3人)を出しています。これは学部内で過去最高の合格人数となります。提出書類の審査に重点が置かれる選抜となっていて、本年度は顕著な活動実績を持つ受験生が多かったと考えられます。

一般選抜より狭き門には変わりない

特色入試は2016年度より導入されましたが、過去の合格者数を見ると、経済学部と人間健康科学科看護コースで多いことがわかります。経済学部は2015年度まで一般入試で実施されていた論文入試を引き継いだ選抜方法で、受験生も傾向をつかんで受験準備がしやすいことから、毎年20名前後が合格しています。看護コースは2017年度入試より特色入試の募集人員を10人から20人に倍増させました。その年に人間健康科学科内では改組があり、募集人員も全体の3割を特色入試に割き、そこで専攻別にモチベーションが高い受験生を取るという方針を明確にしてきました。近年、看護コースではほぼ募集人員通りの合格者を出しています。

京都大一般選抜前期の募集人員は2,638人であるのに対し、特色入試は145人(法学部後期を除く)と全体の5%程にすぎず、倍率は4.7倍と高止まりしていて、一般選抜よりは狭き門であることには変わりありません。特色入試では一般選抜と異なり、合格水準を下げてまで募集人員を埋める考えも大学には無く、毎年一定数の欠員が生じています(本年度は27人)。欠員分は一般選抜の募集人員に回され、そこで合格者が補填されることになります。

京都大学特色入試 選考結果