京都大学アイセムス(高等研究院 物質―細胞統合システム拠点)拠点長 北川進教授

京都大学アイセムス(高等研究院 物質-細胞統合システム拠点)拠点長/京都大学特別教授 北川 進 氏

京都大学アイセムス(高等研究院 物質-細胞統合システム拠点)拠点長/京都大学特別教授
北川 進 氏

1951年京都府生まれ。京都大学大学院工学研究科博士課程修了後、近畿大学理工学部助教授、東京都立大学理学部教授などを経て、1998年から京都大学大学院工学研究科教授。2013年、京都大学アイセムス(高等研究院 物質–細胞統合システム拠点)拠点長に就任。1997年に多孔性配位高分子(PCP)の実証に成功して以来、PCPの開発を牽引してきた。

勉強でも研究でも、「面白い」と思ってやるのが原動力になる

京都大学を志望する高校生に言いたいことは、いま、京都大学に入ったら非常に面白いんじゃないかということです。私たちのころの講義は、先生が前方の教壇に立って黒板に書きながら一方的に話すというスタイルで、つまらないところがありました。しかしいまは、双方向の講義になっています。先生も学生もお互いに発言し、小さな単位で考えながらの講義も多く、面白いと私は思っています。

私がいるアイセムスでも、そういう面白い講義を提供しています。講義に参加する際は、一緒に考えるなり、自分で評価するなり、意見を言うなりして、双方向で講義をおこなっています。

そしてもっとも伝えたいことは、「興味がある」というのは非常に重要だ、ということです。「興味がある」ことを徹底してやっていったらいい。それによって他の方面も、たとえば勉強の仕方とか集中の兼ね合いとか、良いほうにいくように思うのです。

「やらなきゃあかん」「ノルマこなさなあかん」と思ってやっていると、なかなかつらいものがあるでしょう。だから、「数学が好き」だとか「英語が好き」だとか「化学が好き」だとか、そうした興味をぐーっと進んでおいて、それからまた他をやるというのがいいのではないでしょうか。

研究もそうですが、勉強も「面白い」と思ってやるのが原動力になります。