現役京大生インタビュー【工学部2年 K.Oさん】

現役京大生に大学生活や大学受験について、お話を伺いました。大学生活や大学の良さ、大学受験に関することなど様々な内容をお聞きしています。京大を目指す皆さんは、今後のために是非参考にしてみてください!

※本記事はSAPIX YOZEMI GROUPが毎年制作している「2020 東京大学京都大学 AtoZ」(2020年10月23日発行)より転載したものです。

Q.京大を目指したきっかけは何ですか?
研究機関が充実していること、規模が大きいこと、関西圏内であること…などの点を重視して志望校を考えていましたが、よりレベルの高いところを目指したいという思いから、京都大学を志望するようになりました。
Q.工学部を選んだのはなぜですか?
昔から理系の学問に興味があったわけではなく、文理選択もどちらにしようか悩んでいたくらいでしたが、高校の物理の授業、特に電気回路の内容がとても面白く感じたので、工学部電気電子工学科に決めました。
Q.大学ではどんな勉強をしていますか?

電気、電子回路の基礎について学んでいます。高校生の時に勉強した基本的な現象や理論を、どのように実用するかが大学での学びのメインです。当然、高校時代よりも内容は発展的で難しくなり、理解に苦労するときもありますが、今まで理論でしか習ってこなかったことを実験などで実際に体験できるのはとても楽しいです。

ある実験授業では、磁力センサーや光センサーを用いて、硬貨の種類を識別する回路を作成しました。自動販売機などで利用されているような仕組みです。自分の手で作り上げることの面白みを実感しましたね。これからもっと複雑で応用的な回路も作成できるようになりたいです。

また、専門科目以外の一般教養の授業もありますが、どの授業もとても魅力的です。たとえばイスラム経済論の授業では、日本とは異なり金利の設定が禁じられた状態で経済が成立していることを学び、強く興味を惹かれました。

Q.部活動やサークルには参加していますか?
中学、高校とテニスをやっていたので、大学でもテニスサークルに所属しています。高校までの部活と違い、好きなタイミングで楽しくスポーツができることが魅力的ですね。今年から合宿の運営担当係になったのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で調整に苦労しています…(苦笑)。ですが、これも社会勉強だと思って対応するようにしています。
Q.勉強以外に何か取り組んでいることはありますか?
高校時代の先生や同級生と一緒に科学館のボランティア活動に参加していて、年に数回程度、科学館の展示解説などをおこなっています。毎回、科学館に来る子どもたちと触れ合えるのが楽しいですね。
Q.将来就きたい仕事や今後の目標はありますか?
今のところは、あまり進路を絞ってはいません。ただ、大学院に進学し、電気回路系の専攻に進みたいと考えています。1年生の時に研究室を見学する機会があり、具体的な研究内容やそれぞれの研究室の雰囲気を詳しく知ることができて、さらに研究に興味を抱くようになりました。今後、自分のやりたいことを見つけるためにも、今はとにかく勉強を続けていきたいですね。
Q.大学受験で意識していたことは何ですか?

疑問に思ったことはきちんと最後まで追求することです。勉強にはつらい面もあると思いますが、答えにたどり着くことができれば自信にもつながりますし、純粋に楽しさも感じられるようになるはずです。前向きに考え抜く姿勢を持つことが大事だと思いますね。

自分一人の力だけでは解けそうにない問題に出会ったときは、一人で悩まず、先生など周りの人たちに聞いてみることも大切です。

Q.そのほかに受験勉強で大切なことはありますか?
入試本番が近づいてきたときには、受験当日の行動をシミュレーションしてみるのも大事だと思いますね。試験に臨む際の気持ちの持ち方や問題を解く時間配分など、事前にイメージしておくと良いと思います。

受験生へのメッセージ

高校生活は一生に一度の時間です。学生生活も受験勉強も、「今しかできない」ことを精一杯やれば悔いなく終えられると思います。自分の周りでは、勉強一辺倒にならず、学生生活も楽しみながらメリハリをつけて過ごしていた人たちが、志望校合格という結果をつかんでいたような気がします。最後まで頑張ってください。

京都大学のここが良い!

  • 学生に対して非常に親身になってくれる先生が多い。
  • 面倒見が良く、丁寧に質問に答えてもらえる。また、授業の履修の仕方やどのような姿勢で学ぶべきかを示してもらえる。
  • 大学入学以前から専門分野を自力で学んでいる学生がいる。それに刺激を受けて、向上心を持って勉強に取り組める。

K.Oさんの1日のスケジュール例

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