出身地別合格者割合

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出身地別合格者割合の推移

※東京大学の公表データに基づき、代々木ゼミナールが作成

上記は東大合格者の出身地別割合の推移を示したグラフです。関東(東京含む)出身者の合格者割合は08・09年度には50%未満でしたが、その後は毎年増加し、10年度以降は過半数を占める状況が続いています。

14年度もその状況は変わらず、関東(東京含む)出身者の占有率は56.1%、その中でも東京の割合は35.3%と最も高く、合格者のおよそ3人に1人を占めています。しかし、14年度は東京出身者の割合がわずかではありますが5年ぶりに減少に転じ、一方、2年連続で合格者占有率が減少していた近畿の割合が増加に転じました。

13年度はセンター試験が難化した影響により、東大をはじめとする難関国公立大学への挑戦を控え、合格の可能性が比較的高い地元の国公立大学を目指す「地元志向」「安全志向」が強くなりましたが、14年度はセンター試験の平均点が上昇したことを受け、東大では上昇幅が大きい理系を中心に、強気に出願する動きが見られました。