SAPIX YOZEMI GROUPでは、さまざまな角度から京大の魅力に触れ、京大での研究を身近に感じてほしいという思いから多彩な講演会を企画・開催しています。
今回は京都大学天文台 天文普及プロジェクト室室長の青木成一郎先生を講師に招き、「4次元デジタル宇宙シアター」を開催。誌上講演会として当日の模様をご紹介します。
講師紹介
青木成一郎 准教授
京都大学天文台 天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学 准教授
<プロフィール>
東京大学大学院理学系研究科博士後期課程修了(博士(理学))。専門は宇宙プラズマ物理学。天文教育普及にも力を入れており、4次元デジタル宇宙シアターによる講演やイベント運営多数。「京都千年天文学街道」実行副委員長。「平成25年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞 理解増進部門」受賞。著書『東日本大震災と災害周辺科学』(古今書院)など。
- 京都大学「4次元デジタル宇宙シアター」とは?
-
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト提供のソフトウェアMitaka(ミタカ)をベースに、京都大学天文台が独自に制作した3D動画を組み合わせ、3Dメガネをかけて立体的に映像を見ながら、最新天文学に基づく宇宙のすがたを解説上映する講演です。「4次元」の名前は、3次元の宇宙空間と1次元の時間を自由に移動できることに由来するもので、時間を過去にさかのぼったり、未来に進んだりすることができます。
京都大学「4次元デジタル宇宙シアター」は、京都大学総合博物館で2〜3ヶ月に1回開催する「京都千年天文学街道アストロトーク」でもご覧になれます。また、出張上映の依頼も受け付けています。