東大入試の概要

東京大学の入学者選抜試験には、一般選抜(旧 一般入試)と特別選考(外国学校卒業学生対象)、および2016年度より導入された学校推薦型選抜(旧 推薦入試)があります。

学校推薦型選抜を除く東大入試の特徴は、一般的な学部・学科ごとの募集ではなく、文科・理科の科類ごとに募集を行っている点です。東大では、全ての学生が1・2年次の教養学部前期課程で6科類のいずれかに所属し、2年生の中間点までの成績によって3年次に進学する学部・学科が決まります。

どの科類に入っても、ほぼ全ての学部に進学することができますが、科類によって進学しやすい学部は異なります。したがって、将来進みたい学部についてしっかり検討してから、出願する科類を決める必要があります。

一般選抜および学校推薦型選抜は、大学入学共通テストの受験が必須となっており、うち一般選抜では志願者が各科類の募集人員に対して一定の倍率(予告倍率)に達した場合は、共通テストの成績によって第1段階選抜が実施されます。この第1段階選抜の合格者だけが、大学ごとの個別試験(第2次学力試験)に進むことができます。

一般選抜(前期日程)は2月25・26日の2日間に渡って実施され、試験会場は文科が駒場キャンパス、理科が本郷キャンパスとなっています。