東大研究室 最新記事

2022東大入試状況「現浪別割合」

2022年度一般選抜における現役生志願者は6,430人となり、過去10年で最も多くなりました。少子化による受験人口減少の中にあって、現役生における東大の人気は変わらず高いようです。

2022東大入試状況「一般選抜 最終合格者最低点・平均点」

今年度の合格者成績(最終合格者の得点)における最低点は、全科類で昨年度から約5~6%低下し、2001年度以降最も低い得点を記録しました。大幅に難化した共通テストに加え、2次試験の難易度も影響したのではないかとみられます。合格者平均点も大きく低下し、文二・文三は2001年度以降初めて60%を下回り、理三も70%を下回るなど、全科類で最低値を更新しています。

2022東大入試状況「学校推薦型選抜」

東大では2016年度入試から、それまで実施されていた一般入試後期日程の募集人員100人を振り替える形で推薦入試がスタートしました。

2025年度共通テスト出題科目に「情報」追加

2022年度(2022年4月)から新学習指導要領が施行され、2022年の高校1年生が臨むことになる2025年度入試から大学入試も大きく変化します。特に大多数が受験する大学入学共通テストは6教科30科目から7教科21科目に再編されますが、その中でも新設される科目として注目されるのが「情報」です。

2022年度 大学入学共通テスト平均点[中間集計]

2022年度入試で2年目を迎えた共通テストですが、1月21日に大学入試センターから発表された本試験の各教科・科目平均点[中間集計その2]をみると、理系科目を中心に昨年度から低下する科目が目立ちます。

東京大学大学院理学系研究科 佐藤薫教授インタビュー

世界で初めて南極に大型大気レーダーを設置し、観測する計画「PANSY(パンジー)」。温暖化による気候変動やオゾン層破壊の実態把握につながる。このプロジェクトの発案者であり、リーダーが佐藤薫氏だ。

東大入試の流れ

東京大学の入学者選抜試験には、一般選抜(旧 一般入試)と特別選考(外国学校卒業学生対象)、および2016年度より導入された学校推薦型選抜(旧 推薦入試)があります。

2021東大入試状況「一般選抜 出身校所在地別状況」

一般選抜において出身校所在地別に志願者占有率を見てみると、例年東京が最も多く3分の1強を占め、次に関東(除東京)が約4分の1、続いて近畿が約1割、以下中部、九州・沖縄と続きます。近年の数値を見てみると、東京はやや低下、関東(除東京)、近畿は上昇、その他は低下という傾向です。

2021東大入試状況「一般選抜 男女別状況」

志願者の女子占有率は、データが公表されている2019年度以降ではわずかに低下しているものの3年連続で20%を超えていますが、2021年度の結果を見ると、文科平均が27.0%であるのに対し理科平均は15.8%と文理で大きな開きがあります。最高は文三の36.2%、最低は理一の10.4%と、科類によっても大きく異なっています。

2021東大入試状況「一般選抜 現浪別状況」

2021年度の志願者を現浪別に見てみると、全科類合計では現役生:浪人生等が2:1とおよそ3分の2を現役生が占めています。文科の現役占有率は科類ごとのばらつきが小さいですが、理科は科類によって差があり、理一と理三では30ポイント以上の大差となっています。

2021東大入試状況「学校推薦型選抜」

東大では2016年度入試から、それまで実施されていた一般入試後期日程の募集人員100人を振り替える形で推薦入試がスタートしました。

株式会社DeepX代表取締役 那須野薫氏インタビュー

東京大学に入ってよかったのは、とにかくまわりの学生が賢かったことです。私自身、高校はトップの成績だったのですが、東京大学に入学したら「上には上がいる」と打ちのめされました。大学で様々な人たちと議論していくなかで、自分にはない観点を知り、新たな視点からものを考えられるようになっていきました。人は、まわりの人によって変化します。そういう意味で、東京大学は私を変えてくれる、いい環境でした。

東大国語の特徴と傾向分析・学習アドバイス

「東大国語」は、現代文の漢字書き取り問題、古文・漢文で時折出題される本文の抜き出し問題を除いて全て記述説明問題です。本文内容はおおむね標準的であり、難解な文章が用いられることはほとんどありません。全体として文脈を踏まえた本文の正確な読解力、および比較的狭い解答欄に的確で簡潔な説明を盛り込む記述力が求められています。

東大英語の特徴と傾向分析・学習アドバイス

「東大英語」の問題構成は「要約」「段落補充」「英作文」「リスニング」「文法・語法」「英文和訳」「読解総合」と多岐にわたり、短い試験時間のなかで種々の形式の設問に要領よくスピーディーに解答していくことが求められます。

東大数学の特徴と傾向分析・学習アドバイス

問題の構成は、文科が大問4題、理科が大問6題であり、いずれも単純計算では1題あたりにかけられる時間は25分です。また問題はすべて記述式で、解答用紙は理科第3問・第6問の2題に限りB4用紙1枚程度、他はB5用紙1枚程度です。ただし、必ずしも理科第3問・第6問の問題だけが長大というわけではなく、他の問題においてもB5用紙1枚に収めるには解答用紙はかなり狭いと言えます。