2018東大入試状況「現浪別割合」

卒業年度別の合格率

それでは、卒業年度別の合格率(合格者数/志願者数で算出)をみてみましょう。2018年度の前期日程の合計では、現役生の合格率が31.9%、1浪生が39.4%、2浪生等が8.5%となっています。全体では1浪生の合格率が最も高くなっていますが、理科三類では状況が異なり、現役生の合格率39.0%が1浪生の38.3%を上回っています。この合格率の状況が、理科三類の合格者で現役生の割合が高いことに結びついています。ただし、前回の2017年度の合格率は現役生が40.9%、1浪生が25.4%とかなりの差かありましたので、今回は両者が「横並び」であるといえます。文科一類も現役生の合格率が34.8%で1浪生の合格率には届かないものの、前期全体での現役生の合格率31.9%を上回っています。学力の高い現役生が最難関の理科三類や文科一類で順当に合格していることが伺えます。その他の科類についても1浪生の合格率が高く、特に理科一類では約45%に達しています。大学からの成績開示によって前年の自分の得点が把握できるため、再チャレンジが功を奏しているという状況でしょう。【図表⑪参照】

【図表11】卒業年度別の合格率(18年度前期日程)