京大一般入試 2018年度志願状況

京大一般入試 2018年度志願状況

京都大 前期志願者数は前年並み 低調な推移が続く

京都大前期日程 志願者数の推移

京都大の2018年度前期日程志願者数は7,861人(対前年14人減)となり、ほぼ前年並みの数値となりました。2013年度に8,460人の志願者を集めて以降、減少傾向にあることに変化はなく、前年度に続き8,000人を切る低調な推移が続いています。近年、受験生の大学選択に安全志向がはたらいている要因もありますが、総志願者数の6割を超える理系学部の動向が大きく影響しています。

文系増も理系でマイナス

理と経済(文系) 前期志願者数と倍率の推移

理学部では、3年連続の志願者減となり倍率も京都大の中で最も低くなりました。医学部人間健康科学科は、対前年指数74と落ち込みました。前年度に第1段階選抜が実施されことで、敬遠する受験生がいたと思われます。一方、経済学部(文系)は、3年連続で志願者増となり、競争率も着実に上がっています。京都大でも理系に比べ文系学部の人気が高い“文高理低”のトレンドが見られます。

工学部の第1志望学科の集計によると、増加は地球工(対前年指数111)、物理工(109)、情報(106)、減少は建築(85)、電気電子工(96)、工業化(92)、と6学科で増減半々に分かれました。情報は前年に続きアップしていて、受験生の情報系人気の高まりが伺えます。農学部は増えましたが(109)、前年の減少幅が大きく、その半分程度の戻りに留まっていて、必ずしも人気回復とは言えない状況です。

京医の志願状況は安定

関西地区 国公立大医学部医学科 2018年度志願状況(前期日程)

京都大医学部医学科の志願状況は毎年安定しており、2018年度も志願者333人(前年331人)、倍率3.2倍(3.2倍)となりました。難関学部であるために目指す受験者層が固定化され変動が起こりにくくなっています。

関西地区の国公立大医学部は京都大を含め8ありますが、これらの志願者数を合計すると前年より310人減となりました。対前年指数で増加したのは京都大の他に、大阪大(120)、大阪市立大(105)の3大学にとどまりました。増減指数が80を切る大学も見られ、過熱気味であった医学部人気は調整局面に入ったと言えそうです。

京都大 2018年度志願状況(前期日程)