京都大学法学部1回生 Y.K.さん(東京学芸大附属高校 出身)

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Y.K.さん秘伝の勉強法!
ちょっと詳しく聞いてみました

自分で“これ”と決めた教材をひたすらやることが大切だと思います。複数の教材に手を付けてこなしきれなくなるのは時間もお金も勿体ないからです。同じ教材に繰り返し取り組むと毎回新しい発見があり、より理解が深まります。また、自分が落ち着いて勉強に取り組める場所選びは重要です。私は家よりも集中できる自習室をよく利用していました。

各分野の勉強方法

国語 現代文は過去問の演習を中心に対策しました。解いた過去問はインストラクターに採点してもらい、その都度コメントをもらっていました。当初は感覚的に解いていたために論説が苦手でしたが、演習を重ねるうちに、論理的な解答の型が少しずつ分かってきて自分の解答に取り込めるようになりました。
世界史 高2の秋頃から本腰を入れ始めました。書き込み教科書と資料集、学校の授業で配られるプリント、授業中に書いたノートの4つを使用して勉強していました。夏頃から始めた論述対策は、志望校のみに絞らず複数の大学の問題を解いたことで応用力が養えたと思います。
地理 高3に入って本格的に勉強を始めました。世界史に比べると暗記する事項が少ないと思われがちですが、やはり暗記も重要です。“知っている”に越したことはないので、統計や各国のおおよその面積・人口を頭にいれました。また、ある問題があったとして、その根底には何があるのかを常に意識するようにしていました。

センター対策

センターの点数は2次試験へのモチベーションに繋がるので高得点を狙いたいところです。2次と比較して勉強の成果が反映されやすいので、きちんと対策すべきです。

数学 2次に期待できないのでなんとしてでも点数を取るため、市販の予想問題集を2冊購入し2周ずつ解きました。センター数学は素早さを要するので、大問1個あたりの時間を計測しながら、それを縮めるためにどの部分が削れるのか考えました。
英語 比較的自信があったので発音・アクセントの部分だけ過去問を解き、参考書にリストアップされている特徴的な発音・アクセントの単語を覚えました。その甲斐あって本番は文法問題のミス1つにとどめました。
世界史 模試の解説には、間違いやすいポイントや整理しておくべき事項が分かりやすく掲載されているので有効活用することがオススメです。私も解説の中で知らないことが出てきたらノートにまとめていました。世界史は勉強の成果が出て本番は満点を取ることができました。
(上)強く印象に残っているという世界史の授業で使っていたノート
(下)妹さんが手作りしてくれた合格守り