「医学部を語る〜中・四国編〜」イベントレポート(2016年夏実施)

2段階選抜

2段階選抜は、各大学の予告倍率を超えて志願者が集まった場合、2次試験に進める受験生をセンター試験の成績をもとに選抜するというものです。2016年度入試では、島根・山口・徳島・愛媛・高知大学で実施されました。2017年度については予告倍率に変更があり、広島大学は10倍→8倍、愛媛大学では8倍→6倍と、より厳しくなりました。

センター試験の得点について

医学部に合格するためにセンター試験でどの程度の得点が必要かを考える上で、昨年度合格者の平均得点率を見てみると、例えば岡山大学では90%、810点になります。もちろん実際には815点で不合格だったり、760点で合格したりするなど、2次試験で逆転するケースもあります。各大学のセンター試験と2次試験の配点比率や、2次試験の問題の難易度等によって状況は異なりますが、一般的には合格者のセンター試験平均得点率が85〜90%ですので、目標は概ね90%に置きたいところです。

出願方法について

インターネット出願はその名の通り、インターネット上で必要事項を入力して出願する方法です。入力し忘れても自動でエラーチェックが行われるため、後日書類不備で再提出などといった事がありません。

四国では香川・徳島・愛媛・高知・鳴門教育大学が共同で出願サイトを開設しています。支払方法については払込用紙を送るというアナログ要素が残っていますが、大学によっては紙媒体を使わない所も出始めており、中国地方でも岡山・広島・山口大学が導入、今後さらに導入する大学が増えると思われます。