2020年度 京大特色入試 選考結果

特色入試合格者は9人減 107人

京都大特色入試は、募集人員138人に対し合格者は107人(法学部後期日程除く)、倍率は5.3倍でした。志願者は前年度より28人増えましたが、合格者が9人減と絞り込まれた結果、倍率は0.7ポイント上昇しました。

志願者最多は経済学部の100人ですが、募集人員25人に対し合格者は18人に押さえられたため、倍率は前年比1.2ポイント上がり、5.6倍となりました。2次選考は、論文試験(500点)、提出書類(100点)、センター試験の成績(得点率8割以上)、により最終合格者が決められました。

合格者が募集人員に届かず欠員の生じた学科・コースは13にのぼります。薬学科と建築学科では合格者が出ませんでした。志願者自体が1桁の学科もあります。薬科学科(7人)、薬学科(1人)、建築学科(4人)、情報学科(5人)、地域環境工学科(3人)、食品生物科学科(9人)。いずれも、前年度合格者が0~2人と少なく厳しい選抜がイメージされ、受験生は出願を手控えたと考えられます。

志願者が増えても欠員数は減らない

京都大学特色入試

今回、特色入試実施合計での欠員数は5年間で最多の31人となりました。志願者数も最多の563人でしたが、結果として大学が期待している受験生は例年より逆に減少したことになります。一般入試と異なり、特色入試では合格水準を下げてまで募集人員を埋める考えが大学には無く、欠員が常態化していることを理解しておく必要があります。欠員分は一般入試の募集人員に回され、そこで合格者数が補填されることになります。

受験生は日ごろから課題研究や課外活動を通して実績を積むとともに、大学のアドミッション・ポリシーを理解し、あらゆる機会を利用して大学との対話を通した相互理解の場を増やすことが重要だと思います。

京都大学特色入試 選考結果(2/28現在)