京大入試状況(2020年度 京大一般入試 志願状況)

前期志願者数は164人減少 加速する受験生の安全志向

京都大の2020年度前期志願者数は7,347人で、対前年164人(-2.2%)の減少となりました。2013年度に8,460人の志願者を集めて以降、減少傾向が続いていますが、この7年間で1,000人を超える志願者が減ったことになります。第1段階選抜による不合格者数(無資格者を含む)は67人で、前年より18人の減少となりました。これらの状況は、2次出願に際して受験生の安全志向がはたらいている結果と言えるでしょう。センター試験の平均点低下をうけて、文系・理系受験生とも慎重な出願を考えたことに加え、不透明感の漂う2021年度入試環境を前に今年で受験を終わらせたいという意識が働いたことが、京都大志願者減少の要因と思われます。

京都大前期日程 志願者数の推移
京都大前期日程 系統別 志願者増減指数

文系学部では、教育学部で2割以上減少していて、志願者数は160人まで落ち込みました。これは、後期日程を廃止し前期日程のみに移行した2007年度入試以降最低の数値となっています。増えた学部でも、法学部で+19人、経済学部で+14人、と僅かの伸びとなっています。理系学部も低調です。工学部は全体で+70人、減少が2学科(あわせて-24人)、増加が4学科(+94人)でした。その増加分の6割近くを情報学科が占めていて(+53人)、人気の高さを示しています。一方、工業化学科は志願者減少に歯止めがかからない状況です。

教育 前期志願者数と倍率の推移
工学部 学科別志願者数の推移