2020年度 京大特色入試志願状況

京大「特色入試」志願者数563人、前年比28人の微増

京都大学 志願者数と募集人員の推移

京都大の2020年度特色入試は、募集人員138人のところ563人の志願者が集まり、志願倍率は4.1倍でした(法学部後期日程を除く)。特色入試が導入され5年目となりますが、2018年度以降志願者数はほぼ横ばいで推移しています。

志願者の多い学部は、経済学部(100人)、理学部(81人)、農学部(80人)、医学部人間健康科学科(79人)と続き、これら4学部・学科で志願者総数の6割を占有しています。最も多い経済学部は、募集人員が比較的多いことに加え、出願要件が緩く、2次選考での論文試験(500点)にかかる比重が大きいことが特徴です。

志願倍率は、理学部が16.2倍と突出しています。1次選考(提出書類)の通過率は高く、センター試験の得点率も7割あればよいので、実質2次選考(数学・口頭試問)勝負の入試です。2020年度入試では1次合格は志願者81人中79人でしたが、2次選考で一気に5人に絞り込まれています。

最終合格発表はセンター試験を課さない医学部医学科を除き2月12日となっています。医学部医学科は1月20日に最終合格発表が行われ、2人が合格者となりました。募集人員が5人ですから、欠員分の3人は一般入試に加算されることになります(102人→105人)。

受験生にとって、高校時代に積み重ねてきた探究活動の成果や、キャリアガイダンスを通して自分と向き合い考えてきた過程などが、「学業活動報告書」「学びの設計書」などの提出書類を作成する際の下地となります。学年の早い段階で興味あるテーマを見つけ、継続して取り組み、その成果をプレゼンテーションや論文などで発表できる力を身につけていくことが、結果として特色入試対策につながってくると思います。

京都大学特色入試 志願状況等(法学部後期日程を除く)