京都大薬学部で入試方式の見直し検討(2018年度入試)

志願倍率は薬学科が高い

過去の志願倍率推移によると薬科学科(4年制)の志願倍率が2.5倍前後なのに対し、薬学科(6年制)では3.0倍を下回ることは少なく「6(薬)高4(薬科)低」傾向が続いています。これは薬学科の募集人員が少ないことによります(薬学科30人・薬科学科50人)。

例年、薬学科志願者の約半数は女子で占められており資格志向の強い理系女子受験生の受け皿的学科となっています。2017年度は前年倍率の反発も考えられます。まずはセンター試験結果で好位置につけることで2次試験でのプレッシャーを軽減させることが肝要です。

2018年度入試より両学科一括入試となり、入学後の薬学科定員の増員も検討されていることから今後も薬系女子受験生の動向には注意したい学部です。